・・・4月30日(初診)・・・
 この日は初診であるにもかかわらず、途中で交通渋滞にあってしまったことで到着時間が遅れてしまい、慌てて診察室に駆け込みました。(教訓:次回は電車を利用しよう。)そのような状況下でも、担当の藤巻先生は心よく診察してくださり、図解をとおして、どうして痙攣がおこるのか、その手術がどのようなもであり、またその危険性はどうか、など詳しく説明してくださいました。もちろん、先生のお話から全身麻酔手術における生命の危険性は1万分の1程度であるということ、また聴力障害のおそれがあることなどもちゃんと理解したうえで、手術をするか、やめるか、を考えました。もちろん私は前者をとりました。ただ、こちらの病院では、本日予約をしたとしても実際に手術を受けられるのは8月後半、もしくは9月になってからというものでした。もちろん、脳腫瘍など一刻を争う急患が入れば、そちらが優先され、手術予定日が遅れてしまうかもしれませんという説明もありましたしたが、それを了承したうえで手術の予約をいたしました。
・・・5月18日(MRI)・・・
 CTスキャンは今年の2月にすでに浜松労災病院にて撮影し、異常が無かったため今回は最初からMRIをとることになりました。こちらの撮影は病院で行われておらず、病院の近くのクリニックで撮影しました。「閉所恐怖症の方は撮影中はずっと目を閉じているのが良いですよ」と先生はアドバイスしてくださいましたが、私はトータルリコールのシュワちゃんになったような気分で全く平気でありました。(笑)じっとしている時間はCT撮影時より長く約20分位だったと思います。そして、約30分待っている間に現像がすみ(さすがに東京は何でもはやい。)それを持って病院へ急ぎました。MRIからも異常がみられなかったため、予定通り手術をする手配をすすめてもらいただきました。(私の感想:CTやMRIの費用がもう少し安ければいいのにな・・・と思うのは私だけでしょうか。)
・・・9月8日(自己血採血)・・・
 「他人の血液を輸血すると赤血球が壊れて腎臓が悪くなったり、発熱、蕁麻疹のでることがあります。肝炎やエイズウイルスも多くの検査で除けるようになりましたが、未だ完全ではなく、また未知のウイルス感染症を防ぐことはできません。そして当然ながら、輸血量、回数につれてその危険性が増すそうです。自己血を輸血することは、手術の際、あらかじめ貯えておいた自分の血液を輸血する方法で、医学的に最も安全な方法であるそうです。」
 (ちなみこちらの病院では採血したものから世界に一つしかない患者のオリジナル「のり」を作り手術の時に利用するとのことでした。) 
 8月後半に自己血採血の予約を9月8日に決め、今日はいよいよ採血日です。実は献血の経験(200cc)はあったのですが、あまり良い思い出がなく、血管が細くなかなか出ないこと、そして最後に献血をしようとした時(当時24歳位だったと思います。)には、血が薄すぎると断られてしまったことなどもあり、実はかなり心配しておりました。予想通り、血管が細いことで採血担当の先生はお困りの様子でしたが、その先生の声を間近で聞いている私の心配指数がどんどんあがっていったのは言うまでもありません。(^^; それとは裏腹にもともと低血圧の私の血圧はどんどんさがっていきました。その後、点滴を500ccしたことで血圧は元の状態に戻りましたが、無事採血が終わってほっとした私を翌日には極悪の風邪が襲い、また地元のお医者様に行く事になってしまいました。入院日までに治るといいのですが。。。